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【アインファーマ】通期の売上予想57億円引き下げ、利益は据え置き

 調剤薬局大手のアインファーマシーズ(札幌市)は2011年4月期通期の連結売上高予想を従来の1377億円から1320億円(前期比5.2%増)に57億円引き下げた。新規出店が計画より遅れることなどが要因。ただ、資本業務提携関係にあるセブン&アイ・ホールディングスグループとドラッグストアの物流を一部統合したことで原価構造が改善することなどもあり、営業利益は78億円(20.1%増)、純利益は38億円(22.0%増)と従来予想を据え置いた。

 同社の2010年5~10月期連結業績は、売上高が前年同期比3.5%増の618億円、営業利益が20.1%増の34億円だった。セグメント別では医薬(調剤薬局)事業が売上高544億円(2.9%増)、セグメント利益が44億円(19.3%増)。「アインズ&トルペ」の店名で展開する物販(ドラッグストア)事業は、売上高73億円(9.0%増)、セグメント損益は1億800万円の赤字(前年同期は1億9800万円の赤字)だった。

 店舗数は調剤薬局が404店舗。ドラッグストアは期中に3店舗を新設して、51店舗となった。