【ココカラファイン】6年後に売上高5000億円、経常利益200億円を目標
ドラッグストア大手のココカラファインホールディングスは10月1日付けで同業のアライドハーツ・ホールディングスと合併するのを機に新たな中期経営目標を設定、2016年3月期に連結ベースで売上高5000億円、経常利益200億円を目指すことを明らかにした。
同社はこれまで13年3月期での売上高2500億円達成を目標に掲げていたが、アライドハーツとの合併により前倒しで達成できるめどがついた。ドラッグストア最大手マツモトキヨシホールディングスの売上高は10年3月期予想で4340億円となっており、ココカラファインは合併をテコに業界首位争いに名乗りを上げる。
ココカラファインは9月14日、アライドハーツとの合併効果を織り込んだ11年3月期の連結業績予想を発表。傘下のセイジョーが9月1日にいわい(東京都文京区)のドラッグ・調剤事業を譲り受けた効果もあって、売上高は2553億円(前期比33.7%増)、営業利益は43億円(27.6%増)、経常利益は84億円(19.5%増)、純利益は61億円(47.3%増)を見込む。合併に伴う負ののれん代23億円を特別利益に計上する。