【ヤマザワ】今期の営業益は33%増の34億円に、上期既存店が9.6%増
食品スーパーのヤマザワ(山形市)の2012年3月期の連結営業利益は前期比33.3%増の34億円になりそうだ。従来予想を7億円上回る。
上期(11年4~9月)は東日本大震災後の復興需要や猛暑効果で売上高が前年同期を大きく上回ったほか、震災後のチラシ特売見合わせや生鮮食品の値引き販売の減少で粗利益率が改善、利益が大幅に伸びた。上期の既存店売上高は9.6%増と2ケタ近い伸びを示した。
下期の業績については慎重に見通しているが、上期の増益分が通期利益を押し上げる。通期の売上高予想については1000億円(9.9%増)と従来予想を据え置いた。
同社の4~9月期の業績は売上高が前年同期比11.7%増の501億円、営業利益が90.3%増の21億円となったようだ。