ミニストップが中国山東省でのコンビニエンスストア事業展開のための営業認可を取得し、中国での出店に乗り出す。同社は今年1月5日、イオンの現地法人・青島イオンと合弁で青島ミニストップを設立した。資本金は500万米ドルでミニストップが60%、青島イオンが40%を出資した。今夏、青島市内で1号店をオープンする予定。イオンは現地子会社を通じて香港、広東省、北京などで総合スーパーやショッピングセンターを展開しているが、コンビニの出店は初めて。ミニストップの店舗数は国内1939店、韓国1091店、フィリピン240店(いずれも2009年2月末)の計3270店舗となっているが、国内市場は頭打ちでアジアでの出店拡大を図っていく方針。
中国ではセブン-イレブン・ジャパンが北京での72店舗を含め、エリア・ライセンシーなどを通じて1512店舗を展開(08年12月末)。ローソンが上海で285店舗(08年8月末現在)、ファミリーマートが上海などで194店舗(09年2月末現在)を出店している。