【ドンキホーテ】既存店売上げが堅調で営業利益33%増、7~9月期
ディスカウントストア大手のドン・キホーテが発表した2010年7~9月期の連結業績は、売上高は1247億円で前年同期比0.9%の微増だったが、営業利益が32.9%増の68億円に伸びた。前年度に通期で1.5%のマイナスだった既存店売上高が新年度に入った7月から回復、3ヵ月連続で前年実績をクリアし、7~9月では1.8%増と堅調に推移したことが、営業利益を押し上げた。
店舗についてはドン・キホーテ2店舗、ホームセンターのドイト1店舗を新設する一方、長崎屋など3店舗を閉鎖。また、9月23日には新業態となる会員制ホールセールクラブ「ダブルアール岸和田店」(大阪府岸和田市)をオープンした。
7~9月期の営業利益が大きく伸びたことから、7~12月期の業績予想について営業利益を5億円上方修正し125億円とした。売上高は2580億円の従来予想を据え置いた。
11年6月期通期の業績予想は従来と変わらず、売上高5100億円(前期比4.6%増)、営業利益230億円(9.2%増)、純利益116億円(13.3%増)を見込む。