【米小売業売上高】1月の既存店は1.6%減、4ヵ月連続のマイナス
米国際ショッピングセンター協会(ICSC)がまとめた米小売業の1月の既存店売上高は前年同月比1.6%減で、昨年10月以来、4ヵ月連続のマイナスとなった。同協会のチーフエコノミスト、マイケル・ニーミラ氏は「1月の売上高は当初の予想をわずかに上回ったものの、全体的に不振が続いている」とコメントしている。
業態別では会員制ホールセール・クラブが3.7%増(ガソリン販売を除く)で最も堅調だった。ディスカウントストアも1.1%増と前年実績を超えた。
2月の既存店売上高も1-2%のマイナスになると同協会では予測しており、「2009年上半期は売り上げの落ち込みが続き、年末にかけて回復してくるのではないか」(ニーミラ氏)と見込んでいる。