【イオン】ホームセンター子会社、サンデーへの出資比率引き上げ

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 イオンは東北地方が地盤のホームセンター子会社サンデー(青森県八戸市)への出資比率を引き上げる。創業家からの株取得を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施する。イオンは現在、同社の発行済み株式の53.84%を保有しているが、創業家の持ち株を取得後、出資比率は76.84%に高まる。

 買い付け期間は12月22日から1月26日まで。株の取得額は11億4500万円。ただし、TOBに応じた創業家以外の株式をすべて取得した場合、取得額は最大で22億9900万円となる。サンデーはジャスダック証券取引所に上場しているが、TOBの終了後も上場を維持する予定。

 イオンはホームセンターに食品スーパーを組み合わせたスーパーセンター業態を東北で展開するために2003年8月にサンデーと資本・業務提携、06年4月には第三者割当増資を引き受け、同社を子会社化した。

 サンデーの店舗数は8月末現在で80店舗、11年2月期の連結売上高は482億円を見込んでいる。

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