日本フランチャイズチェーン協会が発表した主要コンビニエンスストア7社の3月の売上高は、既存店ベースで前年同月比1.2%増だった。前年実績を上回るのは2カ月ぶり。
月後半の天候不良などの影響で客数は1.5%減と2カ月連続のマイナスだったが、客単価が2.7%増と伸びた。客単価のプラスは10カ月連続。カウンター商材や弁当、総菜、たばこなどが好調に推移した。
商品部門別では、弁当などの日配食品が0.9%増、たばこなどの非食品が3.9%増となる一方、飲料や菓子などの加工食品は0.9%減少した。
大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが0.8%増で2カ月ぶりのプラス、ファミリーマートが3.6%増で7カ月連続のプラス、ローソン(単体)が0.5%増で2カ月ぶりのプラスだった。