平和堂、22年2月期の営業利益は9.4%増の153億円、販管費を抑制

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平和堂が発表した2022年2月期の連結業績は、営業収益が前期比0.1%増の4397億円、営業利益が9.4%増の153億円だった。

 滋賀県が地盤の平和堂が発表した2022年2月期の連結業績は、営業収益が前期比0.1%増の4397億円、営業利益が9.4%増の153億円だった。売上は伸び悩んだが、販売管理費を抑制したことで、増益を確保した。純利益は9.5%増の106億円だった。

 テナント家賃などの営業収入を除く売上高は8500万円減少した。単体での既存店売上高は1.1%減だった。一方、連結ベースでの販管費は0.3%減に抑えた。

 22年2月期の新規出店は「フレンドマート草津大路店」(21年4月開業)のみで、8店舗の改装を実施した。23年2月期も新規出店は「ビバホーム一宮店」(22年3月開業)だけに留める計画。改装は14店舗を予定している。

 23年2月期の連結業績は、営業収益が4090億円、営業利益が141億円、純利益が93億円を見込む。今期から「収益認識に関する会計基準」を適用するため、前期との単純比較はできないが、今期に当該会計基準を適用しなかった場合は営業収益が1.4%増、営業利益が8.2%減、純利益が12.7%減となる見通しだ。

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