イトーヨーカ堂はシェア自転車の貸し出し・返却拠点(ステーション)を店舗に設置する。シナネンサイクル(東京都港区)、OpenStreet(オープンストリート、東京都港区)と協業する。
店舗の駐輪場などに拠点を設置して、電動アシスト自転車の貸し出し・返却ができるようにする。6月21日、「イトーヨーカドー浦和店」(さいたま市)でサービスを開始、19年2月期中に10店舗・200台、21年2月期中に30店舗・500台の規模に拡大する。
ヤフーやソフトバンクが出資するオープンストリートの自転車シェアリングシステム「HELLO CYCLING」(ハローサイクリング)を活用、シェア自転車の管理・運営はシナネンサイクルが担当する。
セブン&アイ・グループでは、セブン-イレブン・ジャパンが昨年11月からハローサイクリングのステーションの設置を開始、19年2月期中に1000店舗に設置する計画を進めている。さいたま市では、セブン-イレブンの店舗を中心にハローサイクリングのステーションが5月末時点で128ヵ所設置されている。