コンビニ売上高、2月は0.2%減と3カ月ぶりマイナス、外出自粛で客数減少
日本フランチャイズチェーン協会が発表した主要コンビニエンスストア7社の2月の売上高は、既存店ベースで前年同月比0.2%の減少だった。多くの地域がまん延防止等重点措置の対象となり、外出を控える傾向が強まったことで客数が減少した。
客数は1月に0.6%増と6カ月ぶりのプラスとなっていたが、2月は3.4%減と再びマイナスに転じた。客単価は3.3%増で9カ月連続のプラスだった。
商品の動きでは、弁当、揚げ物などのカウンター商材が好調だったほか、平均気温が低かったことから温かい調理麺、ホット飲料などの冬物商材がよく売れた。
商品部門別の売上高は、日配食品が0.2%減、加工食品が3.1%減だったが、たばこや日用品などの非食品は2.1%増加した。
大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが0.5%減で3カ月ぶりのマイナス、ファミリーマートが2.9%増で6カ月連続のプラス、ローソン(単体)が2.4%減で3カ月ぶりのマイナスだった。