ハンズマンが発表した2014年6月期決算(個別)は、営業利益が38.2%増と大幅に伸びて6億円となった。粗利益に相当する売上総利益率が前期から0.1ポイント改善して29.0%となった。一方、販売管理費は、消費増税に伴う価格表示変更のためのコスト負担の発生や水道光熱費の増加等により前期から3.4%増となったものの、販管費率は増収分が吸収したことで0.5ポイント改善して26.6%となった。
売上高は5.3%増の282億円。既存店ベースでは客単価が3.2%増だったこともあり、既存店売上高は3.5%増と好調に推移した。
15年6月期は、売上高が2.3%増の289億円、営業利益が29.2%増の8億円、経常利益が14.9%増の15億円、当期純利益が14.4%増の9億円を見込む。