米ウォルマートは1月7日、フロリダ州マイアミにセルフレジのみの「ネイバーフッド・マーケット(Neighborhood Market)」を出店した。ネイバーフッド・マーケット業態でセルフレジのみの店舗は同店が初となる。
マイアミ市内を東西に横切るコーラルウェイ沿いにオープンしたネイバーフッド・マーケットでは、アーカンソー州で実証実験していたセルフレジを本格的に導入した。来店客は自分で商品のバーコードを読み取って支払いを行う。セルフレジの付近には従業員がおり、レジの操作方法などを来店客に教える。
同店では、ウォルマートのスーパーセンターの一部店舗で導入されている決済システム「チェックアウト・ウィズ・ミー(Check Out with Me)」も利用できる。モバイル型の決済端末を持った従業員に声を掛けると、店内のどこにいてもクレジットカードなどで支払いを済ませることができ、セルフレジに並ぶ必要がない。
ネイバーフッド・マーケットはウォルマートが米国で展開するスーパーマーケット業態で、2019年10月末現在で店舗数は688店舗となっている。