コンビニ売上高、9月の既存店は0.6%増、たばこ駆け込み需要で
日本フランチャイズチェーン協会が発表した9月の主要コンビニエンスストアの売上高は、既存店ベースで前年同月比0.6%増と2カ月ぶりに前年実績を上回った。たばこ増税前の駆け込み需要で非食品の売上高が3.0%増と伸びた。
客数は3.8%減で2カ月連続のマイナスだったが、客単価は4.6%増と4カ月連続のプラスとなった。巣ごもり需要が続いており、温かい料理麺、デザート、菓子類、酒類などが好調に推移した。
商品部門別では、弁当・総菜などの日配食品は1.1%減、加工食品も1.1%減と振るわなかった。前述の通り非食品が前年実績を上回ったほか、チケット販売などのサービスも5.0%のプラスだった。
大手3社では、セブン-イレブン・ジャパンが0.2%減で2カ月連続のマイナス、ファミリーマートが1.6%増、ローソンは0.7%増でいずれも2カ月ぶりのプラスだった。