週刊スーパーマーケットニュース ダイエー、島根大田市場直送の鮮魚セットをオンライン限定販売

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 (株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア)
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1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた週刊スーパーマーケットニュース。ダイエーはEC事業の新たな取り組みとして、島根大田市場に駐在するバイヤーが、同市場で買い付けた新鮮な魚をその日の午後に出荷する「島根大田市場直送 鮮度が自慢!バイヤー厳選おまかせセット」を、オンライン限定で9月中旬から販売する。旬の鮮魚を丸のまま最短で買い付け、翌日に届ける。ダイエーは、鮮度や物量の問題で店舗販売が難しい価値ある商品をオンラインサイト限定で販売しており、4月からは自社に設営したスタジオで撮影したPR動画をSNSで発信している。今回のセットは、約5㎏(約6〜10尾)を税込5,400円(別途配達料550円/箱)で販売する。配送エリアは関東、中部、近畿、中四国、九州など(9月17日〜23日のニュースをまとめました)。

ダイエー

ラルズ
「アークス オンラインショップ」をオープン

 アークスグループのラルズは、10月に「アークス オンラインショップ」を立ち上げる。札幌市北区・西区・手稲区の一部、石狩市の一部を配達エリアとし、約22万世帯が対象。注文はパソコン、タブレット、スマートフォンなどからインターネットで受け付ける。支払方法はクレジットカード。

コープさっぽろ
企業アワードイベントの「ローカル」部門で受賞

 コープさっぽろは、今年度から開始された企業アワードイベント「Beyond Sustainability2021」のローカル部門を受賞した。同イベントはBusiness Insider Japanが主催するもので、持続可能な社会の実現とビジネスの両立に取り組み、事業を通して個人・社会にサステナビリティの観点でインパクトを与えている企業を表彰するもの。「環境」「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」「ヒューマニズム」「ローカル」の4部門があり、コープさっぽろは人口の減少、高齢化といった地方の深刻な課題に、事業を通して解決しようとする取り組みが評価された。その他の受賞企業は、環境部門・ユーグレナ、D&I部門・メルカリ、ヒューマニズム部門・ボーダレス・ジャパンなど。

マルエツ
「春日駅前店」オープン

 マルエツは9月23日、東京都文京区に「春日駅前店」をオープンした。今後の顧客のニーズやマーケットの環境変化に対応し、デジタル化への取り組み、リアル店舗の強みを活かした「体験型スーパーマーケットモデル」としての店づくりを進めていく。また、4つの価値「鮮度」「商品との出会い」「ストレスゼロ」「繋がり」を提供していくことで、顧客の支持を取り付けていく。

  • 所在地・・・・・東京都文京区小石川1-5-1
  • 売場面積・・・275坪(1階120坪・2階155坪)
  • 年商目標・・・15.7億円
  • 営業時間・・・9時~22時
  • 駐車台数・・・15台(共有)
  • 従業員数・・・63名(8時間換算)

サミット
「Infarm(インファーム)」野菜の販売開始

 サミットは、店内に設置した「ファーミングユニット(畑)」で栽培した新鮮で香り豊かな野菜・ハーブを、五反野店に続き成城店と野沢龍雲寺店でも販売する。イタリアンバジル、パクチー、わさびルッコラの3種で、いずれも税抜198円。

アルビス
「七尾店」オープン

 アルビスは9月22日、石川県七尾市への初出店となる「七尾店」をオープンした。商品・売場の特徴は以下のとおり。
<海産部門>地元の七尾港を中心に、氷見港や金沢港などから朝どれ鮮魚を仕入れて販売。七尾や輪島などの地元の加工品も多く取り揃えた。
<青果部門>石川県産の旬の果実、野菜に加え、カットフルーツ、カット野菜などの簡便商品を充実させた。
<精肉部門>こだわりの高品質な和牛を取り揃えたほか、まとめ買いニーズへの対応として、週末には大パック商品を展開。また、弁当商材やレンジアップ商品などの簡便商品の品揃えにも重点を置いた。
<惣菜部門>店内で炊き上げたご飯を使用した弁当、天ぷらなどの揚げ物や鉄板デリの出来立て販売を行っていく。
<ベーカリー部門>能登の珪藻土を使用したピザ窯で、焼き立てピザを提供。
<日配・グロサリー>馴染みのある地元メーカーの食品、ケアフード、ベビーフードを取り揃えた。

  • 所在地・・・・・石川県七尾市国分町子16-1
  • 売場面積・・・635坪
  • 年間売上・・・16億円(初年度)
  • 営業時間・・・9時~21時45分
  • 駐車台数・・・242台
  • テナント・・・ドラッグストア「スギ薬局」など

マックスバリュ西日本
「マルナカ穂浪店」リフレッシュオープン
「マックスバリュイオンタウン姫路店」で「五つ星ひょうご」フェア

 マックスバリュ西日本は、開業から約10年の「マルナカ穂浪店」をリニューアル、9月28日に再オープンする。「旬・鮮度・おいしさ」をコンセプトに、「おさかな工房」や「鉄板焼きコーナー」を設置。また、「産直市場(すぐそこ育ち)」のスペースを拡大した

  • 所在地・・・・・岡山県備前市穂浪2541-
  • 売場面積・・・611坪
  • 営業時間・・・9時~20時(土日祝日8時30分~)
  • 駐車台数・・・338台(うち大型車11台)

 また同社は9月23日、「マックスバリュイオンタウン姫路店」で“兵庫県内の特産品”に認定されている「五つ星ひょうご」ブランド商品のフェアを開催した。特設売場を設けて販売したのは、麺匠庵の姫路うどん、川石本家酒類の手柄山極醸本みりんなど約50品目。

エブリイ
“まちメシ”キャンペーンで第2弾

 エブリイは今年5月に開催した、地元飲食店がつくった弁当や総菜、冷凍食品を対象にした「全商品得ポン大還元キャンペーン」が好評だったことを受け、9月16日から10月15日の期間で第2弾を展開する。地元飲食店のメニュー“まちメシ”をエブリイ店舗で販売し、税抜200円以上購入すれば買物ポイントが10倍付与されるキャンペーン。

記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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