アインHD、21年4月期の営業利益は32.2%減、17億円の上振れ

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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アインHD、千葉市内の2薬局でオンライン服薬指導
新型コロナウイルスの感染拡大により、主力の調剤薬局事業で処方箋の取り扱い枚数が減少したほか、ドラッグストア事業でも化粧品の販売などが落ち込んだ。

 アインホールディングスは5月27日、2021年4月期の連結営業利益が前期比32.2%減の109億円になったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により、主力の調剤薬局事業で処方箋の取り扱い枚数が減少したほか、ドラッグストア事業でも化粧品の販売などが落ち込み減益となった。ただ、従来予想からは17億円の上振れとなった。

 調剤薬局事業で店舗運営の効率化などにより売上総利益を確保できた。また、販管費が計画を下回ったことで、会社予想に比べて減益幅が縮まった。純利益は28.1%減の66億円で、会社予想を16億円上回った。

 一方、売上高は2973億円で1.6%の増収だったが、会社予想からは27億円下振れした。

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