【ZOZO】上半期の営業利益は27%減、PB事業の投資負担かさむ

2018/11/02 10:40
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 ファッションEC(インターネット通販)サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するZOZO(旧スタートトゥデイ)が発表した2019年3月期上半期(18年3~9月)の連結業績は、売上高が前年同期比25.9%増の537億円、営業利益が27.3%減の100億円と増収減益だった。

 

 主力のZOZOTOWN事業の受託ショップの商品取扱高は17.5%増え、出店ブランドから受け取る手数料などの売上高も21.2%増加したが、自動採寸用の「ZOZOスーツ」の無料配布コストや採寸データに合わせて生産するプライベートブランド(PB)商品の広告宣伝費がかさんだ。PBの生産が計画より遅れたことも利益を圧迫した。ZOZOスーツの無料配布とPBの宣伝で、販売管理費は52.4%増加した。PBの商品取扱高は通期で200億円を目標とするが、上半期は6億5000万円にとどまった。

 

 通期の業績予想は据え置いた。19年3月期は売上高が前期比49.3%増の1470億円、営業利益は22.4%増の400億円を見込む。

 

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