バローの2店舗に太陽光発電システム、オリックスが設置・運営

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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バローの2店舗に設置された太陽光発電システム
自然災害などにより停電が発生した場合は、蓄電池から自動的に電力が供給される

 オリックスは、バローホールディングス傘下のバローが運営する「スーパーマーケットバロー下恵土店」(岐阜県可児市)と「スーパーマーケットバロー三園平店」(静岡県富士宮市)に太陽光発電システムを設置し、稼働を開始した。

 第三者が電力需要家の敷地や屋根を借り受けて太陽光発電システムを設置し、発電した電力を需要家に供給するPPA(第三者所有)モデルを採用した。オリックスが下恵土店と三園平店の屋根を借り受け、太陽光発電システムとリチウムイオン蓄電池、エネルギーマネジメントシステム(EMS)を設置・運営し、発電した電力をバローに売る。

 太陽光発電で賄えない電力は、従来通り電力会社から供給される。自然災害などによる停電が発生した場合は、蓄電池から自動的に電力が供給されるBCP(事業継続計画)機能を備える。

 富士経済によれば、太陽光発電の発電コスト低下や環境意識の高まりなどを背景に、PPAモデルの市場規模は2019年度の43億円から30年度には1382億円に拡大すると予想される。

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