ジュンテンドー、中間決算は減収も増益を維持

ジュンテンドー(島根県)が10月10日に発表した2026年2月期第2四半期決算(非連結2025年3月1日~8月31日)は、営業収益が前年同期比0.4%減の234億8,800万円、営業利益が3.2%増の8億7,100万円、経常利益が1.0%増の8億5,000万円で、営業・経常利益は前期中間に続き増益となった。
中間期の売上高は0.5%減の230億1,700万円、営業収入は7.3%増の4億7,100万円。ブックセンター事業終了に伴う店舗閉店の影響で、営業収益は前年同期を下回った。
ホームセンター事業については、園芸・農業や資材・工具関連部門を中心に商品力の強化に継続して取り組んだ結果、前年同期実績をクリア。昨年8月の南海トラフ地震予測情報や大型台風への備えによる防災商品の需要増の反動はあったが、強化部門である園芸・農業部門は、春先から野菜苗や園芸ネットなどの需要が伸長。
さらに、早い梅雨明けと酷暑の影響により、散水用品や水中ポンプなどの商品に加え、ファン付衣料などの熱中症対策商品も好調に推移した。
損益については、値入れの改善によって売上総利益率が0.45ポイント改善して30.58%に上昇し、売上総利益は6,800万円増加。売上総利益に不動産賃貸収入とその他の営業収入を加えた営業総利益は1億円増加して75億1,000万円となり、販管費は7,300万円増加したものの、営業利益で2,600万円増加した。
2026年2月期の業績については、営業収益で0.3%増の445億円、営業利益で1.5%増の4億8,000万円、経常利益で12.7%減の4億円を予想した。





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