写真や映画、なんでもOK!自分の趣味を実店舗の顧客獲得につなげる方法
こんにちは、成田直人です。先週、実店舗の付加価値を創出するためには、自分の「趣味」や「性格」を活かすことが重要という話をしました。今回は、実際に自分の趣味を活かして顧客獲得に成功した事例を紹介します。

趣味の「写真」で店舗の付加価値を高める!
最初に紹介するのは、とある携帯ショップの店長の話です。
この店舗はドコモ、au、ソフトバンクといった特定のキャリア専門店ではなく、複数の携帯会社の商品やプランを取り扱う「併売店」です。そのため品揃えは豊富なのですが、「なぜこの店で購入する必要があるのか?」という点においては十分な理由を作ることができていませんでした。
私の研修を受けた後、その店長は「私は写真が趣味なので、スマホで撮った写真を店内に貼るのはどうですか?」と言いました。私はもちろん賛成したのです。
実際、彼が自分のスマホで撮った写真を印刷して店内に貼ったところ、彼の作品を見たお客から、「どうしたらこんなに綺麗に写真が撮れるの?」と声を掛けられるようになりました。
最初はその都度教えていたのですが、人数も増えてきたため「スマホde写真撮影セミナー」という講習会を店内で開くようになりました。
これが好評を博し、地域のご年配をはじめ、お子さまを持つお母さんなどがセミナーに集まるようになりました。また、全面ガラス張りの店舗なので、「おやっ何をやってるんだろう?」と店の外から店内を覗く人も増えてきたそうです。