JMHDの第1四半期決算は増収も2ケタ減益
JMホールディングス(茨城県)が12月12日に発表した2025年7月期第1四半期決算(2024年8月1日~10月31日)は、売上高が前年同期比6.4%増の440億6,600万円、営業利益が10.4%減の18億4,700万円、経常利益は11.8%減の18億8,400万円となり、増収・2ケタ減益のスタートとなった。
第1四半期連結累計期間は、スーパーマーケット事業、外食事業の既存店売上高が順調に推移したほか、10月に「肉のハナマサPLUS」2店舗を大阪市に新規出店。連結売上高は前年同期比で26億6,400万円の増収となった。一方、大阪エリアへの新規出店などで一過性の費用が発生し、米を中心とした食品の相場高も影響したことで、売上総利益率は0.6ポイント減少(27.9%)。営業減益につながった。
ジャパンミートが運営する大型商業施設内店舗「ジャパンミート生鮮館」、関東圏単独店舗「ジャパンミート卸売市場」、「パワーマート」、「食肉卸売センターMEAT Meet」、花正が運営する都市型ホールセール「肉のハナマサ」、スーパーみらべるが運営する地域密着型食品スーパー「スーパーみらべる」など、計106店舗を展開するスーパーマーケット事業は、売上高が6.5%増の429億7,500万円となったが、セグメント利益(営業利益)は11.2%減(2億1,700万円減)の17億2,800万円にとどまった。
なお、2025年7月期の連結業績については、売上高で4.4%増の1,800億円、営業利益で8.2%増の99億円、経常利益で7.3%増の100億円を予想し、本決算で増収増益を見込んだ。