週刊スーパーマーケットニュース 唐揚げグランプリでSM44社が受賞
日本唐揚協会が主催する「第14回からあげグランプリ」の結果が発表された。からあげグランプリとは、全国の唐揚好きがSNSアカウントやインターネットを介して投票したものをランキング化したもの。今回は初の試みとして試食審査を行い、審査基準を高く設定した。今回の審査のポイントは、鶏肉の臭みを取っているかどうかだという。スーパーマーケット部門では44社が最高金賞・金賞を獲得している。ブロック別で最高金賞に輝いたのが、ユニバースの「八(はち)のちから!ユニバから揚げ~ふるさとへの贈り物~」、オーケーの「2種の胡椒香る若鶏もも唐揚げ」、SUPER CENTER PLANT(スーパーセンター プラント)の「和香る 国産鶏むね塩唐揚げ」、フレスタの「ぶちうま!藻塩とだしの広島ハーブ鶏唐揚げ」の4品だ。それぞれ酒粕、煮干しだし、百笑の塩、藻塩などを使って差別化を図っている。(4月14~20日のニュースをまとめました)
ヤマザワ
「川西メディカルタウン店」をオープン
ヤマザワは4月22日に「川西メディカルタウン店」(山形県東置賜郡)をオープンする。4年ぶりの新規出店となる。
「川西メディカルタウン店」は川西メディカルタウン整備計画に基づく商業区域の中核店舗で、川西町では既存店舗「川西店」に次ぐ2番目の店舗だ。買物しやすい売場づくりと旬商材、地元産・地元加工商品の品揃えに加え、簡便・便利・保存性の高い商品の品揃えを充実させた。また、地域の伝統的な食文化に対応し、行事に合わせた売場づくりも行っていく。
- 所在地…山形県東置賜郡川西町大字西大塚1390-3
- 売場面積…531坪
- 年間売上…12億円(見込み)
- 営業時間…9時30分~21時(日曜日9時~)
- 駐車台数…178台
- 従業員数…正社員11名、ストア社員ほか55名)
コープみやぎ
宮城県初のEVトラックを導入
みやぎ生活協同組合は4月14日から仙台中央センターにEVトラックを配置し、組合員への配送用として運用を始めた。宅配運営部では、CO2削減のため22台の電気自動車を使用しているが、EVトラックの導入は東日本の生協では初めて。仙台中央センターの屋根に設置している太陽光電力を使用して運行する。
フレッセイ
「新保店」をリニューアルオープン
フレッセイは4月21日、「新保店」(群馬県高崎市)をリニューアルオープンする。地域の顧客に支持されてきた「地場野菜」や「魚屋の寿司」などの生鮮部門をさらに強化し、総菜、ベーカリーについては品揃えを一新した。
- 所在地…群馬県高崎市新保町字伊勢301-1
- 営業時間…9時~22時
- 駐車台数…154台
ベイシア
ネットスーパーの「店頭受け取りサービス」開始
ベイシアは4月21日、「楽天全国スーパー」内に出店している「ベイシアネットスーパー」において「店頭受け取りサービス」を開始したことを発表した。これまでの受け取り方法は配送のみだったが、店頭受け取りにも対応し、サービスカウンターまたはドライブピックアップ専用駐車場でも受け取れるようにした。「伊勢崎駅前店」からサービスを開始し、順次、対象店舗を拡大していく。
アルビス
食卓応援企画の第2弾
アルビスは4月15日から6月30日まで、顧客の家計を応援する食卓応援企画の第2弾として、CGC商品や自社プライベートブランド商品の追加値下げを実施する。すでに利用頻度の高い調味料や麺類を中心に36アイテムの値下げを行っているが、4月15日からは、和日配、冷凍食品、菓子などを追加。値下げ対象商品を100アイテムに拡げた。
ライフコーポレーション
過去最多の実績となった出前授業
ライフコーポレーションは4月18日、小学生・園児を対象にしたスーパーマーケットを知るための授業の実施回数が、2022年度は過去最多となったことを発表した。366回、2万6223名が参加した。
スーパーマーケットについて学ぶ「社会科学習」、野菜・果物を食べることの大切さを伝える「食育体験学習」、まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」について、出前型とオンライン型で授業を実施している。今年度は新たに環境プログラムの授業も採り入れていく。
ダイエー
「補助犬(盲導犬)ふれあい教室」を再開
ダイエーは約3年ぶりにコロナ禍で休止していた「補助犬(盲導犬)ふれあい教室」を再開。4月22日に「神戸三宮店」(兵庫県神戸市)でイベントを開催する。「ふれあい教室」は、補助犬の理解を深めてもらう啓発活動として1993年から開始。27年間連続で累計約1200回開催してきた。補助犬受け入れを開始して30年を迎えることから、今年度は「神戸三宮店」を皮切りに、計30カ所で「ふれあい教室」などの啓発活動を行っていく。
コープこうべ
営業終了候補店を組合員に事前報告
生活協同組合コープこうべは、今後、営業終了店候補を事前に組合員に報告する。同組合は今年度、店舗事業において、持続可能な運営のために構造改革を進めており、「営業終了候補店」を設定した場合、利用する組合員に対して、より一層利用するお願いを付記したお知らせハガキを送付する。その後の改善状況を踏まえて、営業継続の可否を判断することにした。昨年度までは営業終了決定後に組合員に知らせていたが、「もっと早く知らせてくれたら、私たちにもできることがあったのでは」との意見が出たことから、事前に報告するようにした。
現在の営業終了候補店は「コープミニ荒田」(兵庫県神戸市)、「コープミニ山田」(大阪府吹田市)、「コープミニ大谷」(兵庫県西宮市)、「コープ東加古川」(兵庫県加古川市)など6店舗。また、2021年1月から施設・設備の老朽化に伴う工事のため休業していた「コープ伊丹」(兵庫県伊丹市)について、移転リニューアルを検討してきたが、社会環境や事業環境が大きく変化したことに伴い、出店を断念した。
フレスタ
「ひろしま型地域貢献企業」に認定
フレスタは4月12日、広島市が掲げる「広島市地域コミュニティ活性化ビジョン」に基づいて制定された「ひろしま型地域貢献企業認定制度」で、「ひろしま型地域貢献企業」として認定されたことを発表した。持続可能な地域コミュニティの実現を図ることを目的にした制度で、広島市内で事業を営む企業が各種地域団体と連携し、広島広域都市圏内で地域貢献活動を行うなど、一定の基準を満たした場合に認定される。