【米コストコ】EC売上高は25.9%増と好調、上半期の既存店売上高を押し上げる
米会員制倉庫店大手のコストコが発表した2019年度上半期(2月17日までの24週間)のEC(インターネット通販)の売上高は前年同期比25.9%増だった。
同社はEC事業では後発だが、ECで受注した商品の店頭受け渡しに加えて、買い物代行の「インスタカート」と提携して即日配送を実現するなどEC関連サービスを強化している。
ECが好調なことが既存店売上高を押し上げており、上半期の既存店売上高は全社ベースで7.1%増、米国に限ると9.2%増と大幅に伸びた。
この結果、同社の業績は順調に推移しており、会費収入を含む上半期の営業収益は9.0%増の704億6500万ドル(約7兆7500億円)、営業利益は9.4%増の21億5200万ドル、純利益は23.5%増の16億5600万ドルと増収増益だった。