【三越伊勢丹HD】18年3月期の売上高、営業利益を上方修正

2018/02/02 17:00
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 三越伊勢丹ホールディングスは1月31日、2018年3月期(連結ベース)の売上高と営業利益を上方修正した。売上高は前期比1.3%増の1兆2700億円、営業利益は8.1%減の220億円となる見通し。従来予想に比べて売上高は50億円、営業利益は40億円の上振れとなる。寒さで冬物商品が好調だったほか、訪日外国人需要の拡大もあって主力の百貨店事業の収益が拡大する。

 

 一方、純利益は46.6%減の80億円と従来予想から20億円引き下げた。早期退職制度の見直しで退職金を積み増したり、対象年齢を広げたことで約43億円の特別損失を計上するため。

 

 同日発表した17年4~12月期の連結業績は、売上高が前年同期比2.3%増の9517億円、営業利益が13.1%増の222億円、純利益は56.3%減の85億円だった。

 

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