【ローソン】ドローンで農薬散布、新潟の自社農場で実証実験

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　ローソンは新潟市にある自社農場で、ドローン（小型無人機）を使った農薬散布の実証実験を行う。水田１ヘクタールに農薬を散布する場合、人力だと１時間以上かかるところ、ドローンを使えば約10分で終わるという。大幅な省力化によって、大規模農業経営の実現につなげる。実験はローソンファーム新潟が、新潟市および新潟クボタと連携して行う。

　ローソンファーム新潟は2015年３月、新潟市の特例農業法人第１号として設立、約11.2ヘクタールの農場で、コメや野菜の生産を行っている。15年５月から新潟市と連携して、水田の環境を自動測定する「水田センサ」、クラウド型の「水田管理システム」を導入するなど、農業へのIT活用に積極的に取り組んでいる。