【ファミマ】農協との連携強化、産直所一体型店舗や移動販売

2016/04/06 00:00
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 ファミリーマートは農業協同組合と連携した新たな取り組みを始めた。

 遠州中央農協(静岡県磐田市)の子会社、ジェイエイ遠中サービス(同)は4月1日、コンビニエンスストアと農産品直売所の一体型店舗「ファミリーマート+JA遠中サービス森町宮の市店」を静岡県森町に開業した。

 店舗面積は291平方メートルでファミリーマート店舗が通常扱う約3000アイテムの商品に加えて、地元農家の野菜や花き、精肉、鮮魚など約300アイテムを販売する。24席のイートインスペースも設けた。

 また、愛媛県松山市では農協が運営する食品スーパー「Aコープ」とファミリーマートの一体型店舗を拠点とした移動販売を4月7日から始める。軽トラックを改良した専用車両で週2回、公民館や集会所などを巡回、弁当やおむすび、パンのほか青果、日配品、菓子、飲料など約150種類の商品を販売する。

 ファミリーマートは2014年に全国農業協同組合連合会(JA全農)と「Aコープ包括業務提携」を結び、同年5月、初の一体型店舗としてAコープ西日本(広島市)が運営する「ファミリーマート+Aコープいよ店」(愛媛県伊予市)をオープンした。今回の移動販売は同店を拠点として行う。

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