「2030年、食品構成比を30%に」
2018年7月4日、良品計画の19年2月期第1四半期の決算説明会にて。
「食品についてどのように考えていますか」。
この質問に対し、松崎暁社長は「当社はお客さまのライフスタイルを支える小売企業。もちろん、ライフスタイルの中に食品は含まれるので、強化していく」と答えた。また、中長期の数値として、現在約7%の食品構成比を2030年に30%まで持っていく、という一見壮大な目標も口にした。
しかし、この目標も良品計画の好調ぶりを見ると、同社が本気であることがわかる。今年6月にオープンした生鮮・総菜も取り扱う「無印良品イオンモール堺北花田」、地場野菜などの青果を販売する「無印良品みんなみの里」は「想定をはるかに上回る業績」(松崎社長)であるという。
この下期には、オリジナルの冷凍食品とチルド菓子の販売も開始すると発表した。カフェ事業、ホテル事業など、次々と新しいことに取り組み、軌道に乗せる良品計画。今後も要チェックです。(T)