【アスクル】 営業利益は約1.6倍の39億円、15年5月期第3四半期

2015/03/20 00:00
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 アスクルが発表した2015年5月期第3四半期累計(14年6月~15年2月)の連結業績は、営業利益が前年同期比56.8%増の39億円となった。前期に実施した基幹物流センターへの投資負担がなくなったことや新センター稼働による物流生産性向上による販売管理費率の改善で大幅増益となった。

 

 売上高は10.7%増の2018億円だった。主力のBtoB(法人向け)事業は引き続き工場・建設現場や医療・介護施設などの顧客開拓に注力した結果、売上高が7.6%増の1877億円と堅調に伸びた。

 

 また、消費者向けのLOHACO(ロハコ)事業の売上高は79.3%増の141億円に拡大した。同事業の顧客数は約20万人に増えた。営業損益は25億円の赤字だが、当面は売上高の成長を優先する。

 

 15年5月期通期の業績、売上高が9.3%増の2770億円、営業利益が52.0%増の65億円と従来予想を据え置いた。

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