【ファミマ】ココストアとも提携など模索、協議入りを表明

2015/03/17 00:00
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 ファミリーマートは3月13日、中堅コンビニエンスストアのココストア(名古屋市)の親会社である盛田エンタプライズ(同)と「経営上のさまざまな協力関係について協議している」と表明した。同日付で大手報道機関がファミリーマートとココストアが買収交渉に入ったと報道したことを受けたもの。

 協議の内容については明らかにしていないが、資本・業務提携などを前提にしているものとみられる。

 ファミリーマートは10日、業界4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスと経営統合に向けて合意したと発表したばかりだが、中堅チェーンを含む業界再編へと一気に舵を切った格好だ。

 「ココストア」はエリアごとに3つのチェーン本部に分かれており、中部・関西・中国地方はココストア、茨城県を中心とする関東と東北・沖縄はココストアイースト(茨城県)、九州はココストアウエスト(熊本市)がそれぞれ担当している。

 ココストアは業界5位のミニストップと2012年に業務提携、これまでイオングループのプライベートブランド商品を取り扱ったり、神奈川県を地盤とする中堅コンビニのスリーエフを含む3社共同で商品を共同開発したりしてきた経緯がある。

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