【ラオックス】 422億円の資金調達、新規出店や改装投資に

2015/03/12 00:00
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 免税店大手のラオックスは公募増資などで最大422億円の資金を調達する。主に国内での新規出店や改装投資に充てる。

 

 同社は訪日外国人の急増を背景に業績を伸ばしており、2015年12月期は売上高が前期比39.5%増の700億円、営業利益が約2.6倍の45億5000万円を見込んでいるが、17年12月期は売上高を2倍強の1500億円、営業利益を約2.6倍の120億円に増やす中期計画を立てている。

 

 国内では首都圏や関西、札幌、福岡など主要都市に11の旗艦店または大型店を出店、もしくは増床する計画だ。中国でもインターネット通販を軸に15年12月期で50億円を見込む売上高を17年12月期には200億円に拡大する。

 

 資金は公募増資で最大312億円、親会社の中国・蘇寧雲商集団を対象とした第三者割当で最大112億円を調達、手取り概算額は合わせて420億円となる。

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