【アークス】 営業利益は2.2%増の65億円、3~8月期
食品スーパー大手のアークスが発表した2014年3~8月期の連結業績は、営業利益が前年同期比2.2%増の65億円だった。同社では7月25日に業績予想を修正、3~8月期の売上高見込みを2300億円から2310億円に引き上げる一方、営業利益については67億円から65億円に予想を引き下げていた。修正の理由は子会社のユニバースが3月にリッツコーポレーションから3店舗を取得した影響を加味したため。営業利益は修正予想通りの結果となったが、売上高は前年同期比横ばいの2283億円と修正予想に届かなかった。
アークスは9月1日、岩手・宮城両県で25店舗を運営するベルプラス(盛岡市)を株式交換方式で完全子会社化しており、同社の業績を含む15年2月期の連結業績については売上高が5.6%増の4800億円、営業利益は3.5%増の139億円を見込む。ベルプラス統合により、負ののれんとして25億円の特別利益が発生することから純利益は56.9%増の100億円となる見通しだ。