【ファミマ】3~5月期は11%の営業減益、出店費用増加で

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 ファミリーマートが発表した2014年3~5月期の連結業績は、本業の儲けを示す営業利益が前年同期比11.3%減の90億円だった。今期は国内で過去最高となる1600店舗の出店を計画、3~5月期は前年同期より59店舗多い212店舗を出店したことから販売管理費が60億円増加、営業総利益の伸びを上回った。

 加盟店からの収入と直営店売上高などを合わせた営業総収入は7.7%増の886億円、店舗の収益力を示す平均日販(単体)は既存店ベースで51.7万円と0.2%減った。

 一方、韓国からの事業撤退に伴い、現地合弁会社の株式を合弁相手にすべて売却したことから153億円の株式売却益を計上、純利益は約2.5倍の140億円となった。

 15年2月期通期の業績予想は期初と変わらず、営業総収入は11.8%増の3863億円、営業利益は6.2%増の460億円と増収増益を見込んでいる。

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