【イオン】　スマホ向けアプリを強化、ネットと売り場の連動高める

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 イオンはインターネットと売り場との連動を高め、店舗への集客や商品の購入を促すオムニチャネル化を推進するためにスマートフォン（スマホ＝高機能携帯電話）向けの無料アプリを強化する。

 12月20日に開業するグループの旗艦ショッピングセンター「イオン幕張新都心」（千葉市）から順次、他店に広げる。

 店内でスマホを利用しやすい環境を整えるため、インターネットに無料接続できる「イオンWiFi（ワイファイ）」サービスを開始。すでに無料配信を始めている「イオンお買物」アプリにはスマホのカメラで売り場のPOPを撮影すると料理のレシピなどの情報が表示される「撮って！インフォ（仮称）」の機能を追加。今後はネットスーパーと連動して売り場で撮影した商品を自宅まで届けるサービスも提供していく予定。

 また、電子マネー「WAON（ワオン）」のユーザー向けに「WAONサービスアプリ」の無料配信を開始。WAONでの買い物・チャージ履歴やポイント残高確認、電子クーポンの受け取りなどが行えるようにする。

 イオンWiFiの整備やアプリ開発、ネットを通じた集客についてはソフトバンクテレコムおよびヤフーと連携する。