【ココカラファイン】 4~9月期は営業益が6割減、既存店不振響く
ドラッグストア大手のココカラファインが発表した2013年4?9月期の連結業績は、営業利益が前年同期比60.7%減の18億円と大幅に落ち込んだ。既存店売上高が2.5%減と不振だったことに加えて、4月にセイジョー、セガミメディクスなど6社の販売子会社をココカラファインヘルスケアに統合したことに伴い一時的な経費の増加などがあった。
昨年11月にコダマ(新潟市)を子会社化した効果などで売上高は2.9%増の1722億円と増収を確保した。
4?9月期の業績結果を受けて、14年3月期通期の業績予想を下方修正した。売上高は従来予想から110億円引き下げて3480億円(前期比3.6%増)、営業利益は同じく56億円引き下げて59億円(41.3%減)とした。従来の増益予想から一転、4割を超える減益となる見通しだ。