【ココカラファイン】 山口県が地盤の同業2社を買収、店舗網を強化

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 ドラッグストア大手のココカラファインは、山口県が地盤の岩崎宏健堂(周南市)とアイ・システム(同)の2社を買収する。

 両社合わせて山口県で56店舗、広島県で7店舗を展開しており、手薄だった同地域での店舗網を強化する。ココカラファインでは前身の一つであるセガミメディクスが山口・広島両県でも店舗展開していた。現在は、ココカラファインのドラッグストア事業子会社であるココカラファインヘルスケアが「セガミ」の看板のまま営業している。

 岩崎宏健堂とアイ・システムは共に河戸憲一郎氏が社長を務め、アイ・システムが岩崎宏健堂の株式の50%を保有している。ココカラファインは11月1日付でアイ・システムの株式の100%、岩崎宏健堂の株式の50%を取得する。取得価格は非公表。

 2013年2月期の売上高は岩崎宏健堂が174億円、アイ・システムが1億8200万円となっている。

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