【イオン】 ダイエーへのTOBを完了、27日付で子会社化

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 イオンは8月22日、ダイエーに対する株式公開買い付け(TOB)が完了したと発表した。丸紅などから発行済み株式の24.35%を約130億円で取得、イオンのダイエーへの出資比率は44.24%となる。

 TOBの決済が開始される27日付でダイエーはイオンの連結子会社となる予定。出資比率は過半に満たないが、イオンは村井正平社長などダイエーの取締役の過半を派遣しており、子会社化の要件を満たす。

 売上高に当たる営業収益の2014年2月期の見込みは、イオンが6兆円、ダイエーが8180億円で、単純合算すると約6兆8000億円。5兆6400億円を見込むセブン&アイ・ホールディングスとの差を大きく広げ、国内では断トツの首位となる。

 ただ、ダイエーは6期連続での最終赤字となる見通しで、早期に立て直しを図らないとイオングループ全体の業績の足を引っ張ることになる。

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