【ファミリーマート】電気使用量30%減の実験店舗、千葉・船橋市に出店
ファミリーマートは2月14日、電気使用量を通常店舗と比較して約30%削減することを目指す最新の省エネ実験店舗「ファミリーマート船橋金杉店」を千葉県船橋市に出店する。
同社としては初となる太陽光発電とリチウムイオン蓄電池を組み合わせたシステムを導入。太陽光で発電した電気の一部を店内照明などに利用する一方、余剰分は蓄電池に貯めて非常用電源として災害時などに使用する。POSレジや店内照明を最長で約10時間稼働させることができるという。
また、コンビニエンスストアとしては初めて地中熱を空調に利用する「地中熱ヒートポンプ空調」を導入、従来の空調設備に比べて電気使用量を約30%削減する。
このほかにも、硬質紙をリサイクルした陳列棚や時間帯や季節で店内照明の明るさや色を変えられる調光調色LED(発光ダイオード)照明システム、間伐材を使ったテーブルと椅子などをコンビニ業界では初めて導入する。