【ヨーカ堂】 都内初の専用農場、全国では7ヵ所目
イトーヨーカ堂は10月17日、東京都立川市の農業生産者と共同で農業事業会社「セブンファーム東京」を設立した。
合弁相手の生産者が都内に所有する農場のうち約7ヘクタールを使ってホウレンソウやブロッコリーなどの野菜を中心に栽培し、都内の全40店舗で販売する。
同社が都内で専用農場を運営するのは今回が初めて。全国では神奈川・千葉・埼玉の3県や北海道などに次いで7ヵ所目となる。
初年度の収穫量は約250トンを予定。10月から生産を始める。
また、東村山店や武蔵境店など都内6店舗から出る生ゴミを回収して堆肥化、直営農場で使用するリサイクル型農業にも取り組む。
ヨーカ堂の専用面積の合計面積は今回で約50ヘクタールの規模にまで拡大したが、同社は来年中にも10ヵ所まで増やす計画だ。