【外食売上高】2月は1.0%増、前月より上向く、ファーストフード好調
日本フードサービス協会が発表した2月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比1.0%増と横ばいだった前月に比べて上向いた。全国的に気温が低かったものの、一部の業態でキャンペーン商品を投入したり、クーポンや値引きを行ったりした結果、客数が3.0%伸びた。客単価は2.0%のマイナスだった。
主な業態別ではファーストフードが1.9%増と堅調で、6ヵ月連続で前年を上回った。牛丼の値引きなどで和風ファーストフードが6.4%増と伸びたほか、セルフ式うどん店など麺類ファーストフードが13.5%増と全体を牽引した。
ファミリーレストランは0.7%増で、9.8%減の焼き肉を除けば、洋風(0.3%増)、和風(3.3%増)、中華(7.1%増)のいずれもプラスだった。
パブ・居酒屋は4.5%減で14ヵ月連続のマイナスとなった。