関西スーパーが2010年3月期の連結業績を発表、2期連続の2ケタ減益で、営業利益13億円に

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 関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市)が発表した2010年3月期の連結業績は、営業利益が前期比29.5%減の13億円となった。前の期に続く2ケタ減益で、売上高営業利益率は1.3%にまで低下した。店舗閉鎖損などを特別損失として計上した影響で、純利益は56.6%減の4億円だった。

 売上高は1.6%増の1087億円だったが、単体の既存店ベースでは2.5%の減収となった。期中に3店舗を新設(2店舗を閉鎖)した結果、期末店舗数は55店舗となった。

 11年3月期は4店舗を新設する計画で、店舗数は59店舗にまで増える予定。売上高に営業収入を加えた営業収益は4.3%増の1157億円、営業利益は15.7%増の15億円、純利益は2.1倍の9億円と3年ぶりの増益を見込む。

 なお、同社は2020年に店舗数100店、売上高2000億円と10年で事業規模をほぼ倍増させる目標を掲げている。

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