【平和堂】猛暑効果などで営業利益は30%増、3~8月期
準大手スーパーの平和堂(滋賀県彦根市)は9月22日、2011年3~8月期の連結営業利益が前年同期比29.7%増の54億3000万円になったようだと発表した。従来予想を6億3000万円上回った。猛暑効果で夏場の販売が好調に推移したほか、店舗賃料の引き下げ交渉などで経費削減に成功したことも大きかった。
営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は2.5%増の1912億円、純利益は4.8%減の20億円となったようだ。純利益が減益となるのは、将来の閉店コストを前倒し計上する資産除去債務会計適用による特別損失の計上があるため。
景気の先行きが不透明なことから、通期の業績は従来予想を据え置いた。