【日本百貨店協会】全国37店舗でスマートフォンを使った外国人客案内
日本百貨店協会は2月3日からNTTドコモと協力して、多機能携帯電話(スマートフォン)を使った外国人観光客向け店頭案内サービスの実証実験を始めた。北海道の丸井今井札幌本店、東京の伊勢丹新宿店、大阪の阪急うめだ本店など全国37の百貨店が参加する。
スマートフォンの画面に表示された文章に触れるとそれを外国語で発話するソフトなどをインストールしたスマートフォンをNTTドコモが貸与、参加百貨店では担当者がそれを携帯して外国人客の案内に役立てる。端末には店舗周辺の観光情報などを検索できるソフトも複数インストールされている。
NTTドコモが貸与するのは韓国サムスン電子製の大画面スマートフォン「GALAXY Tab(ギャラクシータブ)」。アップル社のiPadなどタブレット型パソコンに形態がよく似ているが、サイズは一回り小さく持ち運びやすい。カメラや通話機能も付いている。