【ココカラファイン】上期は7%の営業減益も、合併効果で通期は大幅増益

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 ドラッグストアのセイジョーとセガミメディクスを傘下に持つココカラファインの2010年度上期(4~9月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.0%増の1001億円、営業利益が6.9%減の17億円と増収減益だった。

 グループで40店舗を新設(14店舗を閉鎖)した効果で売上高は伸びたが、売上総利益率が0.3ポイント低下、販売管理費が2.3%増加した結果、営業利益は前年実績を下回った。既存店売上高はセイジョーが2.1%減、セガミメディクスが3.5%減で、グループとしては2.9%のマイナスだった。

 同社は10月1日付で、ジップドラッグとライフォートを傘下に持つアライドハーツ・ホールディングスと合併した。合併効果を含めた10年度通期(11年3月期)の業績予想は、売上高が2553億円(前期比33.7%増)、営業利益が43億円(27.6%増)、純利益が61億円(47.3%増)と大幅な増収増益を見込む。合併に伴う負ののれん代23億円を特別利益に計上する。

 なお、16年3月期には売上高5000億円、経常利益200億円の達成を目標としている。

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