【平和堂】営業利益は20%減も、特損減少で純利益は23%増

2010/03/31 18:35
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 滋賀県が地盤のスーパー、平和堂が発表した2010年2月期の連結業績は、販売不振で営業利益は前期比20.1%減の96億円となったものの、前期に計上した減損損失やリストラ損などの特別損失が減ったことで純利益は23.3%増の64億円となった。

 売上高に不動産収入などを加えた営業収益は6.4%減の3857億円と4000億円を割った。平和堂単体での商品別売上高は、食品は1924億円で前期比1.6%のプラスとなったものの、衣料品は12.7%減の480億円と2ケタ減となり、住居関連商品は454億円で3.7%のマイナスだった。

 店舗については、09年10月に兵庫県内で2店舗目となる「アル・プラザあまがさき」(尼崎市、店舗面積9921平方メートル)を新設したほか、中国湖南省で事業展開する子会社の湖南平和堂実業が現地で3号店を出店した。

 11年2月期の連結業績は、営業収益が0.6%増の3880億円、営業利益が8.7%増の105億円、純利益は16.4%減の54億円を見込む。

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