【セブン&アイ】電子マネー「nanaco」、グループ外食店に利用拡大
セブン&アイ・ホールディングスは独自電子マネー「nanaco(ナナコ)」のグループ内利用可能店舗を拡大する。3月17日から外食部門の中間持株会社セブン&アイ・フードシステムズ傘下のレストラン「ファミール」「ファミールコート」「パスタランテ」およびラーメン店「芝のらーめん屋さん」の計82店舗で、ナナコによる支払やチャージが可能となる。これらの外食店は主にイトーヨーカ堂の店舗内やグループのショッピングセンター内にテナントとして出店している。
2007年4月からサービスを開始したナナコの利用可能店舗は、セブン-イレブンとイトーヨーカ堂、デニーズなどグループ約1万3000店、グループ外約1万店にまで広がっている。同時期にスタートしたイオンの電子マネー「WAON(ワオン)」の利用可能店舗数は約2万7000店(2009年1月末現在)で、今年秋からはファミリーマートの約6800店とそのエリアフランチャイズ約500店でも導入が始まる予定だ。