【ファミリーマート】手元資金ゼロで開業できる東北支援パッケージ
ファミリーマートは東日本大震災の被災者向けに手元資金ゼロでもフランチャイズ(FC)加盟店オーナーになれる「東北支援特別パッケージ」の運用を始めた。
店舗の土地・建物をファミリーマート側が用意する「2FC−N」タイプと呼ばれる加盟店で、通常は加盟金52万5000円、開店準備手数料105万円を本部に納める必要があるが、これを免除。このほか、商品代金や釣り銭の一部として本部に預ける元入金150万円もファミリーマートが無利息・無担保で融資する。
加盟申込時には自治体が発行する「罹災証明」または「被災証明」が必要。開業に伴って転居の必要がある場合は、上限30万円まで転居費用を支給する。東北以外の地域での開業も可能。
ファミリーマートは東北地方での出店強化を図っており、東北支援パッケージの導入で被災者の生活再建を支援すると共に、自社の店舗網強化にもつなげる。