【ローソン】中国で10年後に1万店舗、上海、重慶に続いて大連にも
ローソンの新浪剛史社長は2012年2月期上期(3~8月)の決算発表の場において、中国での出店について「10年後には今の日本の店舗数約1万店を超えるようにしたい」との目標を語った。ローソンはセブンーイレブン・ジャパンやファミリーマートなどに比べて海外展開が遅れており、中国での店舗数は8月末現在で323店舗にとどまっている。
海外展開を加速するため中国・上海市とシンガポールに現地統括会社を設置した。中国では単独資本、それ以外のアジア各国では現地企業とパートナーを組んで店舗を展開していく。中国では上海、重慶に続いて、大連にも進出する予定。新浪社長は「中国では今後15年で20万~30万店舗のコンビニが必要となるだろう」と予測しており、海外出店は中国を中心に進める。
現地企業とライセンス契約を結び今年7月に1号店をオープンしたインドネシアでは、12月をめどに出店を本格化する。また、インドでも地域ごとに複数の企業と交渉を進めているという。