【全国百貨店】5月の売上高は2.0%減、3ヵ月ぶりのマイナス

2018/06/27 15:56
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 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の5月の売上高は、既存店ベースで前年同月比2.0%減となり、3ヵ月ぶりに前年実績を下回った。

 土曜日が前年より1日少なかったことが来店客数に影響したほか、気温の低下で夏物商材の動きが鈍かった。一方で、インバウンド(訪日外国人客)向けの免税売上高は49.0%増の287億円と好調を維持した。

 高額消費も引き続き好調で、商品別では化粧品(10.9%増)と美術・宝飾・貴金属(7.3%増)を含む雑貨が6.7%増と18ヵ月連続のプラスだった。主力の衣料品は5.9%減、食料品も3.9%減と振るわなかった。

 地区別では10大都市が0.2%減と10ヵ月ぶりのマイナス。10大都市を除く地方も6.1%減で、13ヵ月連続のマイナスと苦戦が続いた。

 

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