スタバ、ホールフーズも導入 世界の決済をビットコインが変える!
暗号資産決済のメリットとは?
ではなぜ、暗号資産による決済がここまで注目されているのか。
その理由は多岐にわたるが、QRコード決済が拡大する日本市場では、その決済手数料の安さが魅力であるのは間違いないだろう。
一般的にクレジットカード決済では、1トランザクションあたり購入金額の2〜7%程度の手数料がかかると言われており、これが小規模店舗などへの導入障壁となっていた。また、現在普及が拡大しているQRコード決済においても、現在は無料としているサービスがあるものの、将来的な手数料は不透明なままだ。
その一方で、暗号資産決済の多くは1%以下の手数料で送金が可能であるため、採算ラインがシビアな小規模店舗にとって導入のハードルは低い。さらに、外国人旅行者の買物やeコマースにおいては、両替や国際送金などが不要で、対応クレジットカードなども気にすることなく世界中で取引(買物)することができる。また、決済時に銀行もクレジットカード会社も通さず、売上金がすぐに手元に届くという点も小規模店舗にとってはありがたい仕組みだ。
小売業界における暗号資産決済は、世界的大手主導による拡大フェーズに入ろうとしている。日本の小売業界にとっても、その動きは無視できないものとなってきた。
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