【ビックカメラ】10年8月期の営業利益は67%増の147億円

2010/10/18 11:59
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 ビックカメラが発表した2010年8月期の連結業績は、営業利益が前年同期比66.7%増の147億円となった。売上高は6082億円で3.2%増だったが、粗利益率の改善で売上総利益が81億円増えたため、営業利益が大きく伸びた。ただ、ベスト電器の赤字で持分法投資損失41億円を営業外費用として計上した結果、経常利益は25.5%増の117億円と営業利益より低い伸びにとどまった。

 

 11年8月期については、前期中に開店したビックカメラ鹿児島中央駅店とさくらやからの承継店舗が年間フル稼働するほか、今年11月に開業予定のビックカメラJR八王子駅店の寄与もあり、売上高は2.3%増の6220億円を見込む。また、営業利益については連結子会社のソフマップと日本BS放送の利益改善などもあって5.7%増の156億円、経常利益は前期の持分法投資損失がなくなり49.7%増の176億円となる見通し。

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